Cost 費用について

設計監理料とは、私どもが提供させていただく設計業務・監理業務に対して、
お客様にお支払い頂く費用のことです。

お客様からは、

  • 設計事務所に頼むと
    高いんでしょ?
  • 最終的にどのくらい
    請求されるのか不安。

そういった声も多く、一番気になる所です。

設設計監理業務は、弁護士さんの様に相談するだけで「相談料1時間5,000円」というような時間単位のサービスではありません。設計というサービスは、お客様とお会いすることから始まります。
お互いに信頼関係を築きながら、意見交換を重ね、お客様に満足と感動を与える建物を建てたいのです。
そのためであれば、お客様に納得していただくまで、何度も何度も打ち合わせを重ねることが大事でしょう。

打打ち合わせでは、プラン図を作成したり、3次元ソフトを使用した提案をしたり、お客様の想いをどんどん形にしていきます。打ち合わせを重ねた結果、お互いがプランに納得できた時点で初めて設計監理契約を締結し、基本設計、実施設計の作業に入り、原則は、実施設計完了及び確認申請受理後、設計料を頂くことにしております。実際の図面を書く段階から契約を結び有料になるというイメージです。

気気になる設計監理費ですが、用途・規模・工法・構造・工事費等により料金は変動します。
たとえば、オフィスを例にとった場合、鉄骨2階建の建物が工事費7000万円で、設計監理料が工事費の5%だった場合は、350万円を設計監理料として頂戴することになります。
この設計監理料には、図面を書いて工事に向けた準備をする設計業務以外にも、監理業務が含まれています。

一一般的に、監理業務はあまり知られていませんが、簡単に言うと工事が図面どおりに進んでいるかをチェックし、所轄官庁の検査をクリアし、最終的にお客様に引渡しする仕事です。
私たち建築家は、お客様、施工会社とはまた違った、第三者の立場で工事に関わらせていただきますので、絶対に業者の手抜き工事や、欠陥を見逃しません。
また、確認申請等の指摘事項や重要チェックポイントの確認も行います。
これが、設計事務所に設計監理を依頼する大きなメリットのひとつでもあるでしょう。

設計業務と監理業務の二つを合わせて行うのが、われわれ建築家の仕事です。
決して高くはないと思いませんか。